魚一・蓬莱吉日庵

蓬莱荘の歴史

「蓬莱荘」は、料亭「常乃家」として昭和元年創業。明治時代に建てられた母屋に、昭和の初めに離れを増築し、島根県で初の「政府登録国際観光旅館」に認定された料亭旅館でした。

その功績は当時の首相、佐藤栄作内閣総理大臣より受勲するに至りました。


松江まちづくり株式会社と蓬莱荘

松江の街中にあって、その数寄屋造りの中に繊細な意匠を施した建物と、静けさと安らぎをもたらす日本庭園を持ち、まさしく料亭文化の華やかなりし古き良き時代の物陰を残した松江の宝「蓬莱荘」を使い、魚一が庭園料理を運営しています。

松江まちづくり株式会社は、この「蓬莱荘」を最大限に活用し、松江の『歴史』・『文化』・『伝統』・『教養』・『未来』、すなわち「松江らしさ」を日本全国に発信し、松江の中心市街地と観光の発展の一助となることをその主たる目的とした会社です。そして、この当社の「蓬莱荘リニューアル事業」は、その計画が経済産業省から評価され、「戦略的中心市街地商業等活性化支援事業補助金」を受けております。

また、この補助金を受けるにあたり、地方行政が関与せず民間人のみの出資より運営されている会社である点でも全国的に稀なケースとして評価されております。